<2008年2月18日,宮古のニシン2008D〜帰ってきたニシン♪〜>

宮古のニシン2008
@特別採捕調査開始Aふ化仔魚放流の試みB1月のニシンの水揚げは・・・?
C今年もニシンが網に卵を産みました☆D帰ってきたニシン♪E岩手日報の記事紹介
F網に付いたニシンの卵を保護!G漁業者とともに人工授精Hニシン稚魚の放流


 ニシンのまとまった入網があった2月15日から3日後の2月18日。
 
 この日も約100尾のニシンが網に入りました。

 網に産みつけた卵の量も,大分増えていました。

 ざっと計算すると,この日は約100万粒くらい追加されたでしょうか・・・

 網には計300万粒ほどが付着していることになります。


 さて,網に入ったニシンを見てみると,タグのついたニシンが・・・

 さらによく見てみると,3日前に付けた緑色のタグがついた魚と,青いタグがついた魚が・・・

 青いタグの魚は,なんと去年の調査で,標識を打った魚です!

 去年宮古湾で卵を産みに来た魚が,北海道までの長い旅を終え,今年も宮古湾に帰ってきたのです。

 全長は33cm。去年標識した時は29cmですから,少し大きくなっていました。


 再び産卵に来ることは,宮古湾の環境がニシンの産卵にとって適した環境で,その環境が保たれて
いると言うことでもあります。

 また,調査を進めていけば,行動や生態などを,さらに詳しく知ることが出来ると考えています。

 しかし,そのためには,何年も継続して調査を行わなければなりません。

 ニシンの生態にはまだ不明な点が多いため,今後も同様の事を続けていく必要があると考えています。



 
 去年標識放流を行い,今年再び宮古湾に帰ってきたニシンです。




 標識ニシンを見つけたら・・・
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 独立行政法人 水産総合研究センター
 宮古栽培漁業センター
 〒027-0097 岩手県宮古市崎山4-9-1
 TEL:0193-63-8121 FAX:0193-64-0134
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 標識ニシンを見つけたのですが・・・と声をかけてください☆




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