<2008年1月29日,宮古のニシン2008A〜ふ化仔魚放流の試み〜>

宮古のニシン2008
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 ニシンの資源増大のため,宮古湾では約5cmの稚魚放流が行われてきました。

 一方,新たな取り組みとして,ふ化したての仔魚を放流する試みも,2年前から本格的にスタートしています。

 マブシとよばれるものに受精卵を付着させ,10日ほど管理した後,宮古湾で吊してふ化させます。

 稚魚放流と比較すると,自然環境の影響を大きく受けるため,生残率は劣りますが,コストや時間の面では優れた方法です。
 
この方法は漁業者自ら資源管理に積極的に携われる方法として,昨年度も行いました。

 今までの調査で,このような方法で放流した仔魚は,5cm〜10cm程度の稚魚まで育つことが確認されています。

 この方法でも資源の増大を図ることが可能であると考えられます。

 今年第1段として,1月29日に放流を行いました。数日後には卵から仔魚が産まれることでしょう。


 
(左:ニシンの受精卵がついたマブシ)
(右:受精卵管理水槽)

 
(左:受精卵を管理水槽から宮古湾へ輸送)
(右:受精卵放流の様子)

 
(左:ふ化仔魚放流中)
(右:卵の中でふ化を待つニシンの仔魚)



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