<宮古湾の藻場・干潟を考える会について>

設立のきっかけ
○岩手県宮古湾で展開されてきた魚類栽培漁業への協力
○放流するヒラメやクロソイの稚魚への標識付けや放流作業への協力
○自営する小型定置網やかご網を用いた稚魚の採集調査への協力

・・・藻場干潟・・・
東北の太平洋側,三陸海岸の中にある岩手県の宮古湾。
カキ養殖や定置網漁業を営む宮古湾奥部の赤前地区は決して大きな魚が獲れる場所ではなく,
浅瀬だけが広がる「何も獲れない海」だと思っていた・・・


しかし!!!

 
稚魚を採集してみると,ニシンやチカといった沿岸で卵を産む魚ばかりではなく,
タラやホッケなど,沖合で生活する魚の稚魚までが育っていた。
(写真左:カレイの仲間の幼魚(クリックで場所確認) 写真右:藻場に生息するウミタナゴの幼魚)

「自然のゆりかご」

稚魚の種類は食用種で20種以上,食用以外の種も含めると50種以上!

この場所を大切にしないと宮古の魚が減ってしまうのは間違いない!

藻場・干潟を守るためには地域住民の協力が不可欠!

平成12年設立,様々な普及活動を展開

会長:山根幸伸(岩手県指導漁業士)
副会長:青野英明(宮古栽培漁業センター場長)
事務局長:小野寺繁樹(宮古市役所)
会計:伊藤哲(宮古市役所)
監査:横沢雄大(岩手県水産部)
ホームページ・水中写真等:野田勉(宮古栽培漁業センター)
会員数:42名


活動の一コマ

 
(左:小学生のヒラメ放流会。ヒラメを宮古湾に放流。)
(右:放流するヒラメについて学ぼう!)

 
(左:小学生の漁業体験。定置網で獲れる生物は?)
(右:宮古湾でカキが大きく育つのは海が豊かだからです☆)

 
(左: 第9回全国青年・女性漁業者交流大会,増養殖部門講演で農林水産大臣賞受賞)
(右:平成18年11月3日宮古湾の藻場・干潟を語る会,パネルディスカッションにて)

何かありましたら連絡をお願いいたします。
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問い合わせメールアドレス:sa.yamane@peace.ocn.ne.jp(@を半角に直してご使用下さい)

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